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こんにちは!
Dr.トレーニング恵比寿店スタッフの松橋一真です!
緊急事態宣言発令からおよそ2週間が経ちましたが、
みなさん体調の方はいかがでしょうか?
今回の緊急事態宣言では主に飲食店に向けての発令でしたが、
フィットネスジムも営業は20時までとなっているジムが多くあったようです…。
仕事とトレーニングを両立させようと思っても、
仕事が遅くまである方にとっては実現が難しい状況になってしまいました。
また、そういった方に限らず、やはり感染者が増えつつある今の状況では
迂闊に外出はしたくない(=ジムには行きづらい)という方も多いのではないかと思います。
重りがなくても十分な負荷はかけられる!
さて、こういった状況になってしまうとダンベルやバーベルが揃っていたジムに行けなくなってしまい、
今までのトレーニングよりも負荷が落ちてしまうのではないか!?
と心配になってしまいますよね…。
しかし、トレーニング方法を工夫することができればその心配を最小限に、
あるいは払拭することができます!
では、どういった工夫をすればいいのか!?
結論からいうと、「負荷となっている重りを下げる」動きに意識を向けることです!
これだけだと、何を言ってるのか分かりにくいと思いますので、
少しずつ噛み砕いていきながら説明していきます。
重りを挙げるだけが筋トレではない!
さて、今回のブログのタイトルにもある内容ですが、
みなさんはトレーニングと聞くとどんなイメージが湧くでしょうか?
ほとんどの人が真っ先に浮かぶのは、バーベルなどの「重り」を頑張って
挙げる部分だと思います💪
正直いうと、そのイメージが正解です(笑)
自分自身の筋肉を収縮させている感覚も得られやすいし、
何より1回1回重りを挙げられると達成感がありますよね!
しかし、こういった状況だと
この動きが満足に行えない方が多いかと思います…。
そこで、そんな中でも筋肉に十分な刺激を与える、
いわゆる「効かせる」ために必要な動きが、先ほども述べた
「重りを下げる」動きになります!
この動きは、例を挙げるとすると、
・腕立て伏せで肘を曲げて床に近づける局面
・腹筋(クランチ)運動で起こした体を再び寝かせにいく局面
・スクワットで関節を曲げて重心を落とす局面
など、どの局面も共通して
「挙がっていた重りを下ろしていく」動きだとお気づきになるかと思います。
この動きは「エキセントリック収縮」という、筋肉が伸ばされながら力を発揮している状態です。
重りを挙げることに意識が向きすぎて、その逆の下ろす動きは
あまり気にしていなかったという方もいたのではないでしょうか!?
もちろん、それもトレーニングとしては十分効果のあることなのですが、
実はこの「下ろす」動きにもトレーニングの
効果を上げる効果が詰まっているのです!!
では、この「重りを下ろす」動きがなぜ大事なのかを説明していきます。
なぜ「下ろす」動きを意識すべきなのか?
1番の理由としては、
実は重りを扱う上で筋肉にかかる負荷が最も大きい局面が、
この「エキセントリック収縮」の部分なんです!
重りを挙げる動きは「重り<筋力」(負荷に対して筋力が勝っている状態)
となるため重力下に働く負荷を逆側に押しのけるように自分自身の体を動かすことができます!
対して、重りを下げる動きは「重り>筋力」(かかっている負荷の方が筋力よりも大きい状態)
となり、それに対して自らの筋力を利して「耐える」ように関節を動かしていきます。
そのため、発揮している筋力自体も後者の方が大きくなっています!
(簡単に説明すると、負荷に対して最大限の力で耐えているため)
また、下ろしていく動きは関節も伸ばしていきながら行うため、
そもそも筋力が発揮しにくい状態です。
その中でかかる大きな負荷に耐えていくため、筋力を使っている、
いわゆる「効かせられている」状態になりやすいです!
他にも理由はあるのですが、長くなってしまうので
また別の機会にお話しさせていただければと思います💦
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の記事を読んでいただき、まずは
「重りを下ろす動作も非常に大事なんだな🤔」と思っていただければ、
今後のトレーニングにも効果に違いが出るかと思います!
やむをえず自粛となってしまっている方も、
今回得た知識を宅トレやオンライントレーニングなどに応用させて
成果を出していきましょう!!✊
Dr.トレーニング 恵比寿店スタッフ
松橋一真